日本語教師になる採用条件(求人などで掲げられている)主な3つの方法は、
- 日本語教育能力検定試験に合格する
- 日本語教師養成講座420時間コースを受講する
- 大学で日本語教育を学ぶ
ここでは①の日本語教育能力検定試験に合格するルートを紹介します。
日本語教育能力検定試験はいつどこで?受験資格は?
日本語教育能力検定試験は、年に一度。
毎年10月頃に、
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
が試験会場となって開催されています。
2018年度の日本語教育能力検定試験はこちら→
受験資格
年齢制限も学歴も特に制限はありません。
外国人でも受験できます。
主催
公益財団法人日本国際教育支援協会
Japan Educational Exchanges and Services=JEES
■類似資格
※全養協日本語教師検定・・・社団法人全国日本語教師養成協議会が主催する試験です。2006年から実地されています。(日本語教育能力検定試験1986年から。)日本語教育能力検定試験と比べるとマイナー資格かもしれません。
■間違いやすいので注意
※日本語能力試験・・・日本語能力を認定する試験。日本語を母語としない人を対象です。
日本語教育能力検定試験の長所と短所
・学歴・年齢制限・実務経験などの条件がないので誰でも受験できる
・しっかり勉強して合格すれば最短で資格がとれる
・働きながらでも目指せる。
・金銭面で出費が抑えられる
結婚して主婦になってから社会人になってから日本語教師を目指す人もいるでしょう。
日本語教育を学びたいと思った人が会社をやめて今の生活を崩して大学に通いなおすのはなかなかの覚悟と家族の理解が必要になります。
働きながら420時間コースを受講は、大学よりはハードルは下がりますがやはり金銭面が難しい・・・(420時間コース養成学校は受講料が50万程かかります。)
試験なら独学で学べばテキスト代と受験料のみで出費を抑えることができます。
学校に行かなくても自宅で試験勉強ができるので日々の生活を崩す必要はありません。
日本語教育能力検定試験の短所?
・合格率が20%の難易度の高い試験。
年に一度しか試験がないので一度落ちると来年まで試験がありません。
上記の長所「最短で資格がとれる」が必ずしもではないということですね。
(420時間養成コースの方が早いケースも・・・)
・実習や模擬授業を体験することができない。
大学や420時間の養成講座であれば実際に教壇に立ち、模擬授業を行い指導スキルをのばすことができますが試験の場合実習ができません。
一長一短ですが、自分の今のライフスタイルに合った方法を選んでくださいね。
日本語教育能力検定試験は、日本語ボランティアなどですでに授業の経験がある人がスキルアップのために勉強して試験に挑戦する人もいるようです。
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